Financial Safety
会社の「倒れにくさ」をチェック
総資産・自己資本・流動資産・流動負債などから、自己資本比率、負債比率、固定比率、固定長期適合率、流動比率、当座比率をまとめて計算します。
01 — 貸借対照表の情報
固定資産・負債合計・固定負債は、入力された数値から自動的に計算されます。
貸借対照表の資産合計
純資産(資本金・剰余金の合計)
1年以内に現金化できる資産
1年以内に返済期限が来る負債
流動資産のうち、商品・製品などの在庫
流動資産のうち、現金化に時間がかかるもの
固定資産
—
総資産 - 流動資産
負債合計
—
総資産 - 自己資本
固定負債
—
負債合計 - 流動負債
02 — 資本構成上の安全性
自己資本比率
—
自己資本 ÷ 総資産(大きいほど安全)
負債比率
—
負債 ÷ 自己資本(小さいほど安全)
03 — 長期安全性
固定比率
—
固定資産 ÷ 自己資本(小さいほど安全、100%以下が目安)
固定長期適合率
—
固定資産 ÷(自己資本+固定負債)(小さいほど安全、100%以下が目安)
04 — 短期安全性
流動比率
—
流動資産 ÷ 流動負債(大きいほど安全、200%以上が目安)
当座比率
—
当座資産 ÷ 流動負債(大きいほど安全、100%以上が目安)
安全性分析とは、会社が短期的・長期的に「倒産しにくいか」を貸借対照表(B/S)の数値から判断する分析です。自己資本比率は、返済不要な自己資本が総資産に占める割合を示し、高いほど借入への依存度が低く安全とされます。流動比率・当座比率は、1年以内に返済が必要な流動負債に対して、現金化しやすい資産がどれだけあるかを示す短期的な支払い能力の指標です。固定比率・固定長期適合率は、すぐには現金化できない固定資産を、返済不要な自己資本や長期的に安定した資金(固定負債)でまかなえているかを示す長期的な安全性の指標です。これらを組み合わせて見ることで、目先の資金繰りと長期的な財務体質の両面から、会社の「倒れにくさ」を診断できます。
業種によって差はありますが、一般的に40%以上あれば良好、20%を下回ると負債への依存度が高く注意が必要とされます。ただし不動産業など業種特性上、自己資本比率が低くなりやすい業界もあるため、同業他社の水準とあわせて判断することが大切です。
基本的には200%以上が目安とされ、高いほど短期的な支払い能力に余裕があります。ただし極端に高すぎる場合は、現金や在庫を必要以上に抱え込み、資金を効率的に活用できていない可能性も考えられます。
どちらも短期的な支払い能力を示す指標ですが、当座比率は流動資産から棚卸資産(在庫)などすぐには現金化しにくい資産を除いた「当座資産」で計算します。在庫は売れるまで現金化できないため、より厳しく・保守的に短期の安全性を見たい場合は当座比率を重視します。
固定資産(設備投資など)の一部を、返済が必要な負債でまかなっていることを意味します。すぐには現金化できない固定資産を短期・長期の借入に頼りすぎると、資金繰りが不安定になりやすいため、100%以下(自己資本の範囲内で固定資産をまかなえている状態)が目安とされます。
負債が総資産を上回り、自己資本(純資産)がマイナスになっている「債務超過」の状態です。会計上、会社の資産をすべて売却しても負債を返しきれない状態を意味し、金融機関からの新規融資が難しくなるなど、経営上大きなリスクを抱えている状態です。
自己資本比率:自己資本 ÷ 総資産 × 100
負債比率:負債 ÷ 自己資本 × 100
固定比率:固定資産 ÷ 自己資本 × 100
固定長期適合率:固定資産 ÷(自己資本 + 固定負債)× 100
流動比率:流動資産 ÷ 流動負債 × 100
当座比率:当座資産 ÷ 流動負債 × 100(当座資産 = 流動資産 -(棚卸資産+その他流動資産))
※本ツールの計算結果は目安です。適正な水準は業種によって異なります。実際の資金調達・財務戦略の判断は、税理士・中小企業診断士など専門家にご確認ください。最終更新日:2026年8月20日。