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STP / Positioning Map

STP分析・ポジショニングマップ

狙う顧客と自社の立ち位置を整理

市場を細分化し(S)、狙う層を選び(T)、自社と競合の立ち位置をマップにプロットして(P)、差別化のポイントを整理するツールです。

1. セグメンテーション:市場を切り分ける

年代・ニーズ・価格帯など、どんな切り口でもかまいません。思いつく顧客層を書き出してください。

2. ターゲティング:狙う層を選ぶ

上で挙げた顧客層のうち、優先的に狙う層にチェックを入れ、その理由を書き出してください。

    3. ポジショニング:自社と競合をマップにする

    2つの軸(例:価格の高い/安い、専門性の高い/低い)を決めて、自社と競合の立ち位置をプロットします。軸のラベルは自由に変更できます。

    ポジショニングマップ 2つの軸に自社と競合の立ち位置をプロットしたポジショニングマップです。

    他社と重ならない、独自のポジションを取れているかを確認しましょう。もし競合と近い位置にいる場合は、価格・品質・サービスのどこかで明確な違いを打ち出す必要があります。

    STP分析とは?

    STP分析とは、Segmentation(セグメンテーション:市場の細分化)、Targeting(ターゲティング:狙う層の選定)、Positioning(ポジショニング:自社の立ち位置の明確化)という3つのステップで、マーケティング戦略の土台を作るフレームワークです。まずセグメンテーションで、年代・ニーズ・価格帯などの切り口で市場全体をいくつかの顧客層に分割します。次にターゲティングで、その中から自社が優先的に狙う層を選び、なぜその層を選ぶのかという理由を明確にします。最後にポジショニングでは、2つの軸(例:価格の高い・安い、専門性の高い・低い)を設定したマップの上に自社と競合をプロットし、他社と重ならない独自の立ち位置を築けているかを確認します。競合と近い位置にいる場合は、価格・品質・サービスのいずれかで明確な違いを打ち出す必要があります。STP分析で明確にしたターゲットと立ち位置は、その後の商品開発・価格設定・広告表現など、あらゆるマーケティング施策の判断基準になります。

    セグメンテーションの切り口はどう決めればいいですか?

    年代・性別・地域などの人口統計的な切り口のほか、ライフスタイルや価値観などの心理的な切り口、購買頻度や利用シーンなどの行動的な切り口があります。自社の商品・サービスに合わせて、顧客の違いが最もよく表れる切り口を選ぶことが大切です。

    ターゲティングで複数の層を選んでもいいですか?

    可能ですが、絞り込みすぎず広げすぎない範囲が望ましいとされています。ターゲットを広げすぎると、訴求内容がぼやけて誰にも刺さらなくなるリスクがあります。まずは最も重要な層を1つに絞り、余力があれば徐々に広げていくアプローチもおすすめです。

    ポジショニングマップの軸はどう選べばいいですか?

    顧客が商品・サービスを選ぶ際に重視する要素の中から、自社と競合の違いが最もよく表れる2つの軸を選ぶことが基本です。「価格」のような分かりやすい軸だけでなく、「専門性」「利便性」など、自社の強みが活きる軸を選ぶと、独自のポジションを見つけやすくなります。

    自社と競合が同じ位置に近い場合、どうすればいいですか?

    価格・品質・サービス・立地など、何らかの要素で明確な違いを打ち出す必要があります。軸を変えて別の切り口で見てみると、実は差別化できているポイントが見つかることもあるため、複数の軸の組み合わせを試してみることをおすすめします。

    STP分析の後は何をすればいいですか?

    ターゲティングで選んだ顧客層を、より具体的な人物像として描く「ペルソナ整理」を行うと、商品開発や広告表現の判断がしやすくなります。あわせてご活用ください。

    ※本ツールは思考整理のための参考・簡易版です。座標は自己評価に基づく目安であり、市場調査データに基づくものではありません。実際の経営判断は自社の状況を踏まえ、必要に応じて中小企業診断士など専門家にご相談ください。最終更新日:2026年8月15日。