Financial Health Check
会社の返済余力は十分か?を診断
総資産・総負債・営業利益・借入返済額などから、純資産、債務超過額、DSCR、インタレストカバレッジレシオをまとめて計算します。
01
貸借対照表(B/S)の総資産・総負債を入力してください。
貸借対照表の資産合計
貸借対照表の負債合計
純資産
—
総資産 − 総負債
自己資本比率
—
純資産 ÷ 総資産
02
損益計算書(P/L)の数値と、借入金の年間返済額を入力してください。
本業の利益(年間)
今期の減価償却費(年間)
借入金の年間元金返済額の合計
借入金にかかる年間の支払利息
DSCR(債務返済カバー率)
—
(営業利益+減価償却費) ÷ (元金返済額+支払利息)
インタレストカバレッジレシオ
—
営業利益 ÷ 支払利息
財務健全性チェックとは、会社の「返済能力」と「資本の安全性」を数値で確認する分析です。純資産(自己資本)がマイナスになる状態を「債務超過」と呼び、会社の資産をすべて売却しても負債を返済しきれない危険な状態を示します。DSCR(債務返済カバー率)は、本業が生み出すキャッシュフロー(営業利益+減価償却費)が、借入金の年間返済額(元金+利息)の何倍あるかを示す指標で、1.0を下回ると本業の稼ぎだけでは返済をまかなえていないことを意味します。インタレストカバレッジレシオは、営業利益が支払利息の何倍あるかを示し、利払い能力の余裕度を測る指標です。これらを組み合わせて確認することで、金融機関からの追加融資の可否や、返済計画の見直しが必要かどうかを客観的に判断する材料になります。
一般的に1.2以上あれば返済に余裕があるとされ、1.0を下回ると本業のキャッシュフローだけでは元利金の返済をまかなえていない危険な状態です。金融機関の融資審査でも重視される指標で、金融機関によっては1.1〜1.25以上を融資継続の目安とすることもあります。
純資産がマイナスの状態が続くと、金融機関からの新規融資が受けにくくなったり、既存の借入の条件見直しを求められたりする可能性があります。上場企業では2期連続の債務超過で上場廃止基準に抵触する場合もあり、早期の資本増強(増資など)や収益改善が必要になります。
減価償却費は費用として利益を押し下げますが、実際には現金が出ていかない「非資金費用」だからです。営業利益に減価償却費を足し戻すことで、その期に実際に手元に残る現金(簡易的なキャッシュフロー)に近い数値を使って返済能力を測ることができます。
営業利益に対して支払利息の負担が重く、金利が少し上昇しただけで利払いが困難になるリスクを抱えていることを意味します。一般的に1倍を下回ると利払い能力そのものに懸念があるとされ、5倍以上あれば余裕があると判断されます。
自己資本比率は貸借対照表(ストック)から見た資本構成の安全性、DSCRは損益計算書と借入条件(フロー)から見た実際の返済能力を示す指標です。自己資本比率が高くてもキャッシュフローが不安定でDSCRが低いケースもあるため、両方をあわせて確認することでより実態に近い財務健全性を把握できます。
※本ツールの計算結果は目安です。DSCR・インタレストカバレッジレシオの算出方法には複数の定義があり、金融機関によって基準が異なる場合があります。実際の資金繰り・融資審査に関する判断は、税理士・金融機関の担当者等にご確認ください。最終更新日:2026年8月16日。